えりかな

──ときはきたえり。

河下水希『Ⓖえでぃしょん(1)』

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遅ればせながら購入して参りました、河下女史の『Ⓖえでぃしょん』単行本です。ジャンプSQ.19とSQ(1回だけ)にて連載されていることもあり、待ちに待った単行本という感じです。いやー長かった。それにしても素晴らしい表紙や。

正直なところ、諸手を上げて面白いとは言えない作品だと思っていたのですが、単行本に掲載されていた「おまけマンガ Ⓖえでぃしょん誕生秘話」を読んで一転。「あ、これ意外といいんじゃね?」と感じてしまっただけに、是非とも単行本を手にしてもらいたい。というのも、帯に書かれていますがこの作品「マンガ家コメディ」と位置付けられています。しかしながら、「誕生秘話」を読んだ後ではもはやこれは間違いであると言わざるを得ないものとなってしまいます。

SQ.19創刊に際して河下女史のもとへ読み切り掲載の以来が来ます。特にネタが無かった河下女史に対して担当が3つのネタを提案し、その中で河下女史が食い付いたネタというのが「ドラ◯もんみたいなヤツ」というもの。思えば作中に登場するG丸は未来からやってきており、主人公がピンチの時には未来のエロアイテムを駆使して共に乗り越えていっています。ま、読んでいれば誰でも気付くのですが、どうも「漫画家」という設定が先行しているように思われて、「河下女史は漫画家マンガを書きたいんだ」とばかり思っていましたがそうではなかった。つまり、『Ⓖえでぃしょん』は河下水希流『ドラ◯もん』なのだ。

ところで、
ネタがないと仰っていた割に、読み切りの『ボクのアイドル』はいい線いってたと思うんだけどなー。河下女史とアイドルって親和性が高いと思いますし。
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な、なんてゆーか、きゅんっ!てしたいから河下女史がラブコメを再開するそのときまで、ずっとずっと待ってるから。

話を戻して。
この作品がどういう風に生まれたのか分かったところで「なんてゆーか、いけるんじゃね?」ってなったんだ。なんとなくだけどね。だって、これからどういう展開になるのか想像がつかないんだよね。時空警察とかどうするつもりなんだよ……と心配なんだが。それと、第8話に出てきた編集部の人って玉沢さんの姉だよね。そこのところ関係してくるのかな。河下女史には仕事を頑張っていただいて、なるべく早く2巻を刊行して欲しいな。










あ、そうそう。










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オレ、河下女史が描く乳首をまた見たいです!!



Gえでぃしょん 1 (ジャンプコミックス)